(2020.2.20 ダンボールのサイズ規定について、追記しました。)
今回は
タイから日本へ荷物送る費用・最安でいくら?(引っ越し編)
について紹介したいと思います。
赴任者等がやる引っ越し業者を使って会社経費で落とすタイプの引っ越しではありません。あくまで個人で、安く引っ越したい場合です。
この記事の内容は以下👇
順を追って説明していきたいと思います💡
①配送手段
Fedex、DHLや郵便局のEMSなどの空輸便は料金は高めですが2,3日〜最長1週間程で届くので早く欲しい方にはお勧めです。
時間がかかっても良いからコストを下げたい私のような方には、船便がオススメです。空輸の半額以下の値段で送れます。タイの郵便局で聞いた際、船便は大きく分けてSurfaceとSurface-SALの2種類があると説明されました。
Surface-SAL便は船便と空輸が半々の便です。途中の経由地点までは船便で輸送され、その後空便に切り替わります。かかる時間は1ヶ月前後。
Surface便は船のみの運送になり、3ヶ月かかるとのことでした。
空輸・船便を使う価格計算・比較はここのリンクからできます。
私の場合空輸は高いので郵便局の船便Surface便で送ることにしました。5年分の荷物を詰め込んだ大きなダンボール(ほぼ衣類)
かかった値段はそれぞれ
20.7キロ 2850バーツ
16.56キロ 2410バーツ
22.84キロ 3070バーツ
でした!合計で日本円3万くらい。悪くないです。
これに12バーツを追加するとプラスチックの紐で箱をぐるぐる巻いてくれるというサービス付きでした。
上記価格は追跡番号込の価格です。
届くまで3ヶ月かかると言われましたが、実際かかった期間は約1ヶ月でした。
ちなみに、常夏のタイからの配送環境やハンドリングが荒々しくないかなど色々心配だったので荷物には食べ物、割れ物、高いものはいれてません。
たとえ長い船旅の最中、箱を開けられて何かが盗まれても、壊れても、ネズミに食われても、一晩落ち込んだら乗り越えられるレベルの品物だけ入れました。
大事なものは飛行機で一緒に持ち帰るスーツケースに、割れ物や貴重品はキャリーオンで持ち込みました。
ANAはスーツケース2個まで預けるのOKだから、助かりました。
**ちなみに荷物の中身を盗まれるというのは、海外>>日本へ送る(=「税関手続きが日本で行われる荷物」)じゃなくて、日本(海外)>>タイに送る(=「タイで税関手続きをする荷物」)が危ないそうです。税関に物を盗まれるのはタイだけじゃなく、ヨーロッパとかでもあるみたいですが。。
②保険
次に気になる荷物の保険ですが、上記の運輸金額に含まれています。
Surface便の場合もし荷物がなくなったり壊れたりした時の保証金額は箱の中身1アイテムにつき最高で1481バーツまで。
重さや便の種類によって保証内容は変わるみたいなので、詳しくはここに。
(参照元:Thailandpost)
実際届いた荷物のダメージとか大丈夫なの?というところですが、船旅を終えた箱たちのコンディションを写真に収めました。
気になったのは、箱のサイドに大きな穴がいくつか空いていました。
扱われ方が荒々しいんだろうなというの被害妄想じゃなかった、ということですね🙀
幸運なことに(?)中のものは全て無事でした。濡れ・汚れ・壊れ・紛失・開けられた痕跡は無かったです😉
③梱包できないもの
梱包しちゃダメなものは引火しやすいライターやスプレーみたいなもの、リチウム電池が使われているものと言われました。
また液体も一箱につき合計100ミリまで。飛行機のキャリーオンラゲッジと一緒ですね。
もし液体量がオーバーしてる場合は、タイに送り戻される恐れがあり、送り返す代金も誰かしらにチャージされるとのこと。
送り伝票の項目に、荷物が送り返しになった場合の選択を記入する欄があります。「①送り返す。その場合の受け取り主の住所、名前と連絡先(送り戻しの料金はその人にチャージされます)」もしくは「②破棄にする」かを選べます。
液体100ミリ以下ってすごく少ないので、液体類は飛行機の預け荷物にするしかないです。
ちなみに、昔EMSでShu uemuraのクレンジングオイル500ミリを日本からタイに送ったことありますが、税関で開けられて蓋が完全に閉まっていない状態で箱の中にこぼれたまま送られてきました。なので液体を送るのはオススメしません・・!
④税関書類と手続き
最後に税関書類や手続きに関してですが、
>Tax Invoiceはいるのか?
>税金かかるの?
>伝票の品名・Valueはどこまで正確にかけばいいの? など色々不安に思っていた私でしたが
結論から言うと、引っ越し荷物の場合税金はかかりません!
念のため郵便局に詰め込んだものリストと価格表(Tax invoice)を持って行きましたが、要らないと言われました。
伝票の品名・Valueは、「引っ越し荷物(私物)」と、大体のトータル価格を少なめにかきました。
ここでトータル額がすごく高いと、税金がかかるのかな?と思いましたが
引っ越し荷物って書いとけば、大丈夫みたいです。
日本の税関のサイトを見ると、
- 引っ越し荷物の場合箱にUnaccompanied luggageと書くこと。
- 日本に入国する際に税関の申請書を2枚記入して、控えを持っていること
- 荷物が日本に届いたら連絡が行くので、控えと引き換えに受け取ること。
とあります。
しかしタイの郵便局でUnaccompanied baggaegeについて聞いてみたら、郵便職員は知らないとのこと。
それ用の伝票もないとのことで
はてなマークを頭上に浮かべた職員にUnaccompanied luggageと油性マジックで箱に書いてもらいました。
そして、日本の空港で税関申請をし、一枚申請書の控えと、受け取り方みたいな書類をもらいました。
どうやって荷物を引き換えるんだろう?家まで持ってきてくれるの?どこかにとりにいくの?
ドキドキ・・待っていました。
結果・・私が家にいない時、普通に家に届きました。引き換えとかも何もなし。電話もなし。
ん???🙄
一応トラッキングで今荷物がどこにあるのか確認はしていましたが、
「今タイ、中国経由中、今日本ついた」くらいのざっくりとした情報しか更新されないので
いつ着くのかは予測不能でした。
引き換え用の申告書とかまだ手元にあるけど。。🤔 まあ、着いて良かったです。
⑤(追記)箱のサイズについて
コメント欄にて箱のサイズのご質問を頂いたので、追記します📦
タイの郵便局サイトによると、国際郵便の箱のサイズは3辺の合計が300cm以内、1辺の長さが150cmを超えないこと、とあります。
ダンボール箱はタイの郵便局でも売っています。(以下画像)真ん中の欄が箱の3辺のサイズ、右側の欄が箱一つの値段です。(私は4番と6番を買ったような記憶があります。)
意外にタイでダンボールってどこで買えば良いのか分からなくて、郵便局で売ってたのはとても便利でした!😄
5年の海外生活、荷物を少なくしようと気をつけてはいたものの、スーツケースだけで帰るのはやっぱり無理でした🤫
それでもタイは年中夏服なので衣類はかさばらないし、コンドミニアムにも家具や身の回りの品がそこそこ揃ってるので
買った物は多くない方だったんじゃないかと思います。寒い地域や家具&生活用品付き物件が少ない国に住んでる方達の引越しは一体どれくらい大変なんでしょうか。。
頻繁に帰国してる方なら、都度運んで実家に置いとくと便利ですが
しょっちゅう帰国するのだって簡単でもないし、国をまたいだ引っ越しって結構大変でした。
今回、持ち帰れないものをコンドミニアムで売りさばき&チャリティに寄付しました。
では!
初めてして
参考なるサイトを探していたらこの参考になるサイトに出会えました。
約1ヶ月半後にタイから日本に引っ越し荷物を船郵便にて送る予定です。
梱包ダンボールのサイズは記載されていませんでしたが大きさの規定はありましたでしょうか?
もし分かればご教示頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
田中
初めまして!コメントありがとうございます。
調べてみると、国際郵便の場合、3辺の合計が300cm以内、1辺の長さが150cmを超えないこと、とありました。
ちなみにタイの郵便局でもダンボール売ってまして、
私は郵便局で売ってる箱なら間違いないと思って、当時買いました。
一番大きい箱で、大人がギリギリ抱えれるくらいの結構大きめな箱だった気がします。
記憶が曖昧なので、後でまた調べて記事に追記しておきます。
よかったらそちらも参考にしてください♪
こんにちは。本だけの場合もお値段は同じなんでしょうか?
こんにちは。コメントありがとうございます 🙂
値段は荷物の重さで決まるので中身が本でも服でも重さ次第です!
本は小さい割に重いので、私は小さめのスーツケースに詰め込んで持ち帰りました。
参考までに。^^